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猫又公司


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人災派遣TRPGリプレイ『愛を買い戻せ!』 03

●二日目

GM:強盗団に売っ払われたアイテムのウチ2点をゲットした君達。残り6点を取り戻すべく、引き続き調査を進めるのであった…!ということで第二ラウンドです!
柳沢:ま、基本的には各自、前のラウンドに取り掛かっていたお仕事の継続かな。
GM:なお、今回は1ラウンド=1日とカウントし、前回から一昼夜経過したものとします。みんな自宅に帰ったり、今いるエリアのビジネスホテルとかに泊まったとしてもいいよ。往復の交通費やホテル代も、移動コストに含まれていたとする。
チシャ猫:自宅からは一歩も出ない!
秀史:引きこもりェ……。
チシャ猫:お外は危険がいっぱいなんだにゃ!
柳沢:経験者の言葉には含蓄があるねえ。
チシャ猫:なんでお空にはエアコンついてないのかにゃー。
カヤカ:リモコンがねえからかなあ。
チシャ猫:そして北東京エリアではダンボールハウスの中心で妙に馴染んだ様子の紗綾さんの姿が!!
紗綾:おうちはありますぅ!よく電気ガス水道止められますけどぉ!
チシャ猫:水道まではあかん……(しみじみ)。
柳沢:ところでGM、依頼書の期間が5日間=5Rってこと?
GM:いや、5Rオーバーしても調査は問題ないよ!ぜんぜん!
紗綾:これ、超過するとなんか良くないことが起こるって言ってるのと同義ですね。
柳沢:ふぅむ。移動コストがちょっと重いけど、早めに動いた方がよさげだねえ。
GM:では、イニシアよろしく!

 今回の行動順は以下の通り。
  カヤカ
  紗綾
  秀史
  チシャ猫
  柳沢


柳沢:うう、1stだとそこそこ早く動けたのに、2ndルールだとさっぱりだなあ。
カヤカ:逆にオレが早いんだよなー。

●ファストフェイズ

GM:高速移動したい人はどうぞー。
柳沢:おじさんは高速、長距離移動で『神奈川尽天院大学』エリアへ。同好の士を探しにいくとしよう。
GM:他の人は高速移動なしだね。では『神奈川尽天院大学』に到達したことにより「春画について」が更新されました。チェックよろしくです。

●神奈川エリア:春画について Update!★:
 廃棄されそうになっていた春画を回収したのは大学の用務員さんだ。
 趣味人たる彼から、交渉し買い戻せ!
 推奨:ネゴシエート、ビジネス、スカラー

柳沢:おや、左が達成値だっけ?
GM:イエス。判定2の13回成功。『面倒だけど、気長にやってればクリアできる』という判定です。
柳沢:なるほどね~。2回もやればいけるかな?


●二日目のアクション

map3.png



●カヤカのターン

柳沢:お茶って言われると無条件に警戒を覚える自分がいる(笑)。
紗綾:未だに通販で売れてますよー。ありがたいですぅ。
柳沢:悔しいけど効くからなあ、あのお茶。不味いのに。不味いのに……。
チシャ猫:そのお茶一度薬事法に引っかかったんだけどにゃー。

 リサイクルショップの店員から巧みに聞き出した居所を尋ねるカヤカ。
 東京都いえども郊外、畑が広がるのんびりとした風景の中、歴史ある農家と言った風情の大きめの邸宅にたどり着く。ご隠居は農作業の休憩中らしく、縁側で新聞を見ながら、例の茶器に手酌でお茶をじゃーっとそそいで飲んでいる。


カヤカ:「さぁて、茶飲み話で済めばいいんだけど」
GM:地方の豪農のご隠居で悠々自適って感じだね。完全に中古の安物の湯呑と思っているらしく、文化財級の茶器の側にタバコの箱とか灰皿が並んでいる。
カヤカ:こっちも茶器の価値がピンと来てないので、それがどんなにヤバイことか理解していない(笑)。「こんにちわー」
GM:「んん?なんじゃ若いの。こんな田舎に何のようだい」
カヤカ:……コレどう話を切り出せばいいんだ!?(笑)
秀史:それを考えるのがこのシナリオの胆だろう(笑)。
GM:ロールをしてもよいし、面倒になったらダイス振ってしまっても良いです。
カヤカ:では、「実は、ウチの祖父が、国道沿いのリサイクルショップで見かけた茶器をすごく気に入ったと言っておりまして」
GM:「あーそうかい。おれっちも店頭で見て買ったんだ」
カヤカ:「祖父の誕生日が一週間後にありまして……。プレゼントしようと思い店頭に伺ったところ、すでに売れてしまったと。それで店員さんに教えてもらい、こちらに伺ったのです。勝手なお願いですが、どうか譲っていただけませんか」
柳沢:ほうほう、正攻法で行ったね。想い出の茶碗によく似てるとか、そういう人情噺に持っていくのはどうかな?
カヤカ:……ホントはウチのジジイ、茶よりも炭酸好きなんだけどなあー。
GM:「なるほどなあ。まあアンタの事情もわからんでもないが、おれっちもコイツぁ気に入っててね。ちょうど前使ってた湯呑が欠けちまって探しに行ったらドンピシャなもんがあってよ。デザインはだっせぇけど、とにかく飲みやすいからな!」
カヤカ:「はは、祖父はその見た目が良いのだと言っていましたよ」
GM:……てな感じで、駆け引きが始まるのでありました。判定どうぞ!
カヤカ:まずPP2点で会社のバックアップを受ける。
秀史:そう!版上げされてからPP2点でボーナスが付くようになったのです!

 PPを支払って会社のバックアップを受けるオプションは2ndでも健在。1stでは経費という形で仮消費する形だったが、2ndでは"自腹を切る"という体で、2点で+1D、5点で+2D、9点で+3Dと初回は安く漸次上昇していく形式となった)

GM:ではCCCの営業部門が、簡単なトークスクリプトを授けてくれたことにしよう。こういうときはこう話そう、というマニュアル集ですね。
カヤカ:そして【サイコメトリー】で判定ダイスに+2D!これで5D+2点!十分一発を狙える範囲だ!
GM:どーんときなさい!
カヤカ:ネゴシエーターで判定(ころころ)32!いえすッ一発クリア!
チシャ猫:やはり役者の才能があるにゃ。
GM:では、君とご隠居はと話が盛り上がり、すっかり意気投合する。「てやんでぇ、しゃーねえ、いまどき珍しい爺さん孝行な若者だなあおめぇさんはよぅ!いいぜいいぜ、どうせ千円で買ったんだ、持ってけ持ってけ!」
柳沢:安いな!(苦笑)
秀史:よしよし。
カヤカ:「ありがとうございます!これで祖父も喜ぶかと」
GM:「まったくアンタんとこの爺さんも出来た孫をもって幸せもんだぜ!誕生日プレゼントだったよな。箱もいるだろ?」
カヤカ:「ええ、是非。これで祖父も喜びます」
チシャ猫:「カヤカ、詐欺師のバイト板についてきたにゃね」
秀史:「ま、武術なんて相手を騙してナンボの世界だからな」
紗綾:『将来はジゴロじゃな』
カヤカ:(外野が好き勝手言いやがってェ……!)
GM:「おう、そうだな。えーと、これこれ。木箱に……クッション用の紙がいっぱい詰まってんだよな。……ほれ、これで買ったときの姿のまんまだぜ。もってきな」
カヤカ:「はい、確かに。今日はお金だけで失礼しますが、改めて御礼に伺います」
GM:……ということで、3点目、茶器ゲットです!+2PP!
カヤカ:「……こういうのに慣れていく自分がちょっと不安になるぜ」
柳沢:同額で買い戻しとはいえ、騙すような形になって気が引けてしまうねえ。
チシャ猫:「なーなー、カヤカー、ものは相談なんだけどにゃー」
カヤカ:「なんだよ猫」
チシャ猫:「茶器だけ回収できたけど箱はもう捨てられちゃったって報告しにゃぁぁい?」
柳沢:「ダメだよ猫君、この茶器、箱書きの方が価値があるって言われてるくらいなんだから」
カヤカ:「家庭用洗濯機で洗濯されろ」
秀史:「猫だからってネコババの提案するな」
チシャ猫:「ちぇっ、箱だけでも裏ルートで百万は硬いのににゃぁ』
柳沢:「むしろ箱にしか値がつかないんじゃないかなあ?」
GM:君は品物を受け取る。署名入りの桐箱に、書き古しの裏紙がいっぱい丸められて、そこに茶器が収まっている。そうするとただの素焼きの茶碗にしか思えなかったものが、重要文化財っぽく思えるから不思議だ。
チシャ猫:「それ割ったら弁償だからバイク移動は気をつけてにゃー」
カヤカ:「……こわっ、変なフラグ立てるなよ!」
GM:(まったくだ)

●紗綾のターン

紗綾:では、『象牙の神像』を狙って通常移動します。
GM:了解。常磐線あたりに乗って、君は千葉にやってきました。
柳沢:ここ千葉なのか。荒川区と思ってた(笑)。
カヤカ:荒川区は実質千葉(笑)。
秀史:これでAP+1、罰則か。
紗綾:はーい(ころころ)8、『露見』で更にAP1点蓄積。無難なところでしょう。
秀史&チシャ猫:日本刀持ってたらそりゃあ。
GM:証言に基づき神像を買い取ったというカルト宗教のある雑居ビルに辿り着く。
紗綾:どんな見た目?
GM:どこの駅前にもある普通の雑居ビルなのですが……。なんか教祖っぽいおじさんの美化120%されたアニメ調イラストが掲げられている。
チシャ猫:あにめのいらすと。
カヤカ:え、カルト教団だよな……?
柳沢:あっ(察した表情)。
チシャ猫&柳沢:某団体のアレか……。
秀史:またかぶった(笑)。
GM:ビルの一階が出入り自由の集会所っぽくなっていて、なにやら信者っぽい人がいっぱい集まってるね。入口付近でも信者の方々が『教祖様が……』『うむ、ついに……』『霊薬が』『これで病も』などの言葉が漏れ聞こえてくる。
紗綾:はっ、お茶を売り込むチャンス!?
チシャ猫:ヤバイお茶がここまで浸透!?
柳沢:紗綾君が例のお茶を売り込む未来しか見えん(笑)。
カヤカ:お茶はやめておきましょう!?
GM:みんなにキャラの認識が共有されてて良いことです。ということで『象牙像について』の判定が更新されました。

●千葉エリア:象牙の神像について
 カルト宗教の幹部が教祖の病を治すため、迷信にすがり神像をすりおろして飲ませようとしている。
 正しい医学や超自然の術で治すか、科学的に説得せよ!
 推奨:」ドクター、ミスティック、スカラー

柳沢:(チェック)ドクター、ミスティック、スカラーか。うちの天美ならうってつけだったんだけどねえ。
GM:紗綾さんが集会所の付近でJCっぽくたむろしつつ話を聞きこんだところによると、ここの教祖様は病篤く長いこと臥せっていたのですが、ついに幹部の一人が万病に効くという霊薬を手に入れたとのことです。これを粉微塵にすりおろして飲めばたちまち元気になるのだとか。
紗綾:『怪しい薬に頼らないで怪しいお茶に頼る正しい治療を勧める』はどの判定をすればよいのでしょう(笑)。
柳沢:「……うーん、でもなんかざっくり資料見た限りだと、そこまで危険な感じでもなさそうだね。どうしてもカルトって言うと物騒なイメージがあるけど」
GM:カルト教団と言っても普通の人が多い。家族連れで集会に参加してる人とかもいるので、意外と紗綾さんも目立たないのであった。ただし刀は除く。
柳沢:カルトというより、カリスマ教祖様を信仰してる素朴な宗教団体ってところかねえ。今のところは。
秀史:紗綾さんに取り返させるかはさておき、ここに彼女を置いておくことに意味がある。今の所は順調だが、荒事になる可能性も捨てきれないしな。
GM:ということで、判定は次のラウンドからであった!

●秀史のターン

秀史:当然絵画について調べます。アウトサイダーで判定。ブラックマーケットに出入りするチンピラを適当に締め上げる。……(ころころ)9、成功。
柳沢:楽勝だね。
GM:では、首飾りをCCCに預けて倉庫街に舞い戻った君は、ウロウロしている運営の下っ端チンピラを捕まえて締め上げたのであった。「ひっ、な、なんだよアンタ。サツか!?」
秀史:「いいや?サツよりすこーし優しいお兄さんだ。ちょっとそこの物陰でお話しようか」
カヤカ:ねぇシタナガさんの方がチンピラじゃない?
チシャ猫:しー。
柳沢:これが……NINJA……(笑)。
GM:「うっ、な、なんの用だよっ」あまり暴力沙汰には強くないらしい。
秀史:さくさくインタビューを開始します。

 目的の絵画をブラックマーケットで買い上げた人間の名前を問い詰める秀史。その人物が買い上げたことは周知の事実らしく、あっさりと口を割った。

GM:「あ、ああ。あの絵か。買ったのはユキムラさんだよ」……各自、手番消費無しでスカラーかアウトサイダーで判定しても良い。12以上なら彼のことを知っている。
秀史:(ころころ)アウトサイダーで成功だ。
柳沢:(ころころ)スカラーで成功。
GM:画商『雪村源治』。この業界ではかなりの曲者だ。
秀史:「ユキムラ。……あの野郎か。面倒な」
GM:一流の目利きだが、盗品、贋作あらゆるものに手を出す。『価値のわかる人間には名作を売るが、間抜けには容赦なく贋作を高値でつかませる』という評判の男だね。
柳沢:ううむ、ギャラリー〇ェイクのフ〇タみたいな奴だねえ。
GM:今は都内で『画廊ユキ』を運営しているとのことだ。……ということで判定更新!かなり特殊なのでよく注意してほしい!

●都心 絵画について ★Update!:
 絵画を購入したのはいわくつきの画商、ユキムラだ!
 都内の画廊に向かい、絵を手に入れろ!
 推奨:アウトサイダー、ビジネス、ネゴシエート

 ※ただし、ユキムラが贋作を売りつける可能性もある。
  贋作をつかまされた場合はユキムラは逃走、絵画は回収不可能となる。
  これを避けるためには、事前にスカラーで真贋鑑定が必要!

GM:絵画を手に入れるには都内に戻らなければならないようだ。
柳沢:「うーん、雪村かぁ。厄介な相手だねえ……。生半可な審美眼じゃ"お得意様"扱いしてくれないんだよね」
秀史:「首飾りの時のような力技は不可、正攻法以外ないか。くそったれ」
GM:ちなみに、ユキムラが盗品を買い上げる場合、法律的な根拠は相当しっかり詰めてきている。「盗品だ、返せ」と詰め寄るのはビジネスで44の判定が必要なのであまりおすすめしない。
紗綾:恐ろしい……。
カヤカ:「シタナガさんが興味持つようなジャンルだと思わないけどさ、なんか仕事で会ったとかした?」
秀史:「伝手のある細工師経由で噂は聞いている。あいつを騙したいなら料金は少なくとも5倍だと」
GM:ゲーム的にはユキムラが本物を売ろうとしてくるか、贋作を売りつけようとしてくるかは……実はキャラによって決めてあります。
チシャ猫:チシャなら絶対本物にゃね?
カヤカ:……判断しづらいなぁ、猫。
チシャ猫:まぁ間違いなくおじさんは本物出てくるよね。
柳沢:『まあ、広く浅く知識を拾っちゃいるけど、審美眼では少々自信がねぇ」
GM:真贋見極めてから交渉に臨むか、買い取り勝負をかけるかはよく考えてくれたまい。
柳沢:『ここは慎重に行こう。まだ時間はあるからね。じっくり準備した上で臨まないと無駄足を踏むことになる』
チシャ猫:まぁそもそも判定が合わなすぎるので行くことないんですけど。目標値高すぎて、一発突破はネゴシエーター以外は厳しすぎぃー。
柳沢:現状の難易度では挑戦する気も起きないねえ。
秀史:ブラックマーケットの情報を匿名でサツに垂れ込んでオサラバ。

●チシャ猫のターン

チシャ猫:マップ見てて思ったんだけど、チシャがどこからでもハッカー判定できるLDを調べて、小箱はカヤカが都内に戻って来た時に開けてもらったほうが楽そうなんだけど、どうかにゃ?
一同:せやねー。
チシャ猫:じゃぁさらっとLDいきますね。「にゃーん。小箱は一通りいじって満足したので仕事戻るにゃ。サクッとLD購入者を調べるにゃよ」
柳沢:「アナログな仕掛けで飽きちゃったかな?』
GM:「あ、はい、どうぞ……」猫のぬいぐるみを見守る所轄さんであった(笑)。
チシャ猫:普通にハッカーで判定。(ころころ)47。
柳沢:ふええ、ケタが違う(笑)。
GM:君は買い取った人間を求め電脳世界にダイブする。リサイクルショップは帳簿が手書きだったりと、ハッカーとは相性が悪かったが、桁外れの君の能力の前では誤差に過ぎない。
秀史:まあ猫はうちのジョーカーみたいなもんだからな。
柳沢:他のメンバーがやりにくい調査を潰してくれる感じ。
チシャ猫:絵画に対しては無力だけどにゃー。
GM:LDを目ざとく買い付けたのは、リサイクルショップを回ってはお宝を見つけるプロの『せどり』だ。関東を中心にあちこち移動しているので所在は掴みづらいが、すぐにネットオークションに出品されることは間違いない。

●西東京:レーザーディスク ★Update!:
  くだんのレーザーディスクはネットオークションに出品される。
  なんとか競り落とせ!
  推奨:ネゴシエート、ハッカー(いずれも遠隔地から判定可能)
 
チシャ猫:「にゃにゃーん、まあ予想通りだにゃー」
秀史:競りか。これなら何とかなりそうだな。
カヤカ:こっちは完全に猫にお任せだ。
GM:オークションはスマホさえあればみんなどこからでも参加できるので、寄ってたかって判定をクリアしてしまうという方法もありだよ。
チシャ猫:「ただこれメンドーにゃね。価値をわかってて売ってるから値段が高い高いにゃー。サーバーに入り込んで強制入札完了も出来なくもないけど」ここで手番は終了ですにゃー。

●柳沢のターン

柳沢:判定にあたって猫くん、事前に【アドヴァイス】もらえるかな?混雑度補正低いとこで悪いんだけど。
チシャ猫:はいどぞー。まぁ移動コスト払ってない分は仕方ないですにゃぁ。結果として、良いバランスになってると思うしにゃ。例によって【偽情報】で軽減。
柳沢:すまないねえ。そして2PPを消費。自腹でお酒と和菓子を買った。
秀史:お酒に和菓子かぁ。
チシャ猫:あんこで焼酎飲めるタイプだにゃ。

 準備を万端整えた柳沢は、車で神奈川の大学構内、用務員室にやってくる。広大な敷地内の片隅に建っているプレハブ小屋に、その用務員は居た。
 窓から覗くと、壁は三面すべて本棚になっており、何やら専門書と思わしきものがうず高く積まれ、ここは用務員室ではなく、高名な教授の研究室ではないかと錯覚するほどだった。

秀史:独特の雰囲気があるな。
柳沢:ノックして訪問しよう。「やあやあ、どうもお忙しいところ失礼しますよ~」
GM:「あん、なんだい坊主」

 中には、こたつに潜り込んで古書を広げている用務員がいた。身なりは着古したジャージ、部屋も乱雑だが、どことなく洒脱な印象を受ける。
 こたつにはくしゃくしゃの古文書が大量に並べられている。いくつかが丁寧に伸ばされており、それは間違いなく、探し求めていた春画だった。


柳沢:「どもども、私、柳沢って言いましてね。実は近頃古書好きの友人から、センセイが良い絵を入手されたと聞きまして一つ拝見させていただきたいと思い……あっ、こちらつまらないものですが手土産です」
カヤカ:……これ、酒呑んで趣味の話をしてるだけで金もらえんのか(笑)。
柳沢:いやいや!それはこの用務員のおじさんの好みを事前調査した上で選んだということでね?(笑)。
GM:「ハッ!ったあくカネの匂いを嗅ぎつけるのだけははぇえな、鼻だけじゃなく目端も利けば、こいつもゴミ扱いされるこたあなかったろうによ」
柳沢:「いや~、耳が痛い! 何せ私もかの洒落頭先生の作品が流出するなどとは思ってもおりませんで」
GM:「ほぅ、とらやの栗羊羹たぁ、舌の方はそう腐ってもいねぇようだな」
柳沢:「こちらもどうぞ。確か薩摩の芋焼酎がお好きだとか?」
GM:「芋栗南京を嫌うやつぁいねえよ。ふん、おおかた洒落頭センセの名前だけは知ってるってクチだろう?」
柳沢:「『好い絵を見るには酔い気持ち』……段でしたかな。なかなか洒落た言い回しで感服したものです」
GM:「ほぅ?……おい、突っ立ってられても目障りだ。そこに入んな」とこたつを進められる。
柳沢:「じゃ、一つ失敬しまして……」
紗綾:さくっと仲良しさんになってますぅ。
柳沢:いかん、これ以上は延々与太話ロールを続けてしまいそうだ(笑)。判定に入ろう。
GM:今回はおじさんお当番回なのでちょっと尺をとっています(笑)。
カヤカ:何のやりとりか全然わかんねえって顔してよう。
秀史:いいなぁ、おっさん同士の会話。
チシャ猫:【アドヴァイス】は用務員さんの好物を本人のフェイスブックから抽出してお土産候補をピックアップしたということで!
GM:それはナイスアイデアですね。やってたことにしましょう。
カヤカ:フェイスブックやってるんだ(笑)。
チシャ猫:収集家は戦利品を自慢したいものだからにゃ。
柳沢:では、もろもろ乗せてスカラー、4D+9。(ころころ)……おっし27!
一同:おお~。
チシャ猫:キレイに一発クリアー。
柳沢:ある程度春画談義に華を咲かせて、好い気分になったところで交渉を持ちかけますよ。
GM:「……そう、わかるか柳の字、ここ、ここの構図だ!ここが葛飾北斎センセの技法に影響を受けててだな……!」
柳沢:「いやあ、お目が高いですなあ!確かに、この蛸の線などは例の傑作に近い」
カヤカ:同志になってるな完全に!
GM:酒と食い物と同好の士とのマニアトークですっかりごきげんになった用務員さんであった。
柳沢:では……。「センセイ、もう大体の事情はお察しのことと思いますが」
GM:「うん?」
柳沢:「不肖柳沢、同好の士であることに偽りはありません。しかし今日の本当の用向きは、こちらの絵の持ち主から依頼を受けて回収にやってきた次第です」
GM:「この美人か……」
柳沢:「ゴミと散るところを救い出して下すったセンセイには感謝の念しかないのですが、元の持ち主も、大変不本意な形で失った次第でして。ここは一つ、回収に応じてはいただけないでしょうか?」(土下座)
秀史:これはかっこいい土下座。
GM:「…………なるほど。出処が盗品だってのはわかった。俺もこの美人が喉からから手が出るほど欲しいが、元の持ち主から不当な方法で取り上げるのは男として格好悪い。雨宿りのためにちょいと軒先を貸したと思うとするさ。いいぜ、持っていきな」
柳沢:「……ありがとうございます」
秀史:粋な会話だ……。
チシャ猫:粋ですねぇ。
GM:「美人を泣かすんじゃねえぞ、と伝えてくんな」
柳沢:「ええ、元の持ち主も我々に劣らぬ粋人です。センセイともお話が合うことでしょう」
GM:こたつに散らばっている古紙から、「これと、これと……」とピックアップ。「よし、これで全部だ。通し番号もあるから間違いない。確認してみな」と渡される。間違いなく本物だね。
柳沢:「……確かにご返却いただきました。改めてお礼にお伺いしますので、その折にはまた美人談義に華を咲かせるとしましょう」
GM:「おうよ、また来な。老い先短い暇人だからな、話し相手がいるにこしたこたぁねえ」
柳沢:「それにしても、センセイのような粋人がいち用務員として過ごしているというのは、なんとももったいない話ですなあ」
GM:「学がねぇからな。中卒の工場あがりだ。難しいことはなーんもわからん。好きなもんについて本を読んだり、調べてるだけだ。ここはいいぞ、学生じゃなくても図書館にも入れてもらえるしな」
柳沢:「なるほど、そう考えると理想の住処と言えますなぁ。いやはや、私も歳ですな。人の幸せを地位で判断しようとは」
GM:「引退先は早めに確保しておきな、柳の字」
柳沢:「肝に銘じておきます」……辞するとしましょう。
カヤカ:「どっちも人生楽しそうだよな……」
GM:……お疲れ様でした。4品目、春画ゲット、+1PPだ!
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|コメント(-) |トラックバック(-) | 2019年01月01日 (火)22時51分