猫又公司


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人災派遣TRPGリプレイ『幽かなる竜胆』 03

★3日目 (第2R)

一同:こんばんは~。
紗綾:風邪で死にそうです……。
秀史:大丈夫ですか?
GM:毎回誰かが風邪にやられてる感じですねえ。
カヤカ:ご無理はなさらず……。
GM:では再開と参りましょう。幻の蝶を求めて山に向かった君達は、そこでライバルとなるハロルド財団と、彼らに雇われたシグマのエージェントと遭遇。後を追って、まずは山頂、神社での調査を終えたのであった。
秀史:リンドウアゲハ自体が怪しいって話もありましたよねえ。
カヤカ:でもカメラには映ったんだよな?
柳沢:「人の眼には映らないものが、カメラに映るってことはよくあることさ。心霊写真とかね」
カヤカ:「でも、学者さん達も見間違えるくらいには蝶に見えたんだよなあ」
GM:というところで第2ラウンドの開始となります。まずは準備フェイズ、『高速移動』したい人はどうぞ。
一同:ういーす。


map02day.png


★第2R:準備フェイズ

 ライバルであるシグマのエージェントがすでに山に入っている事を受け、一同は今回もコストを払って『高速移動』を選択する。
 前のラウンドに道の駅で聞き込みを柳沢と秀史は、とどまっていた鈴木隊の車に同乗して『高速移動』。山頂エリアの調査はすでに完了しているため、山の南エリアに向かった。


柳沢:「よろしく頼むよ~。 この歳になると山登りはキツいんでね~」
秀史:「おっさん、もっと体鍛えなよ」
チシャ猫:「たまには歩いたほうが体にもいいんだにゃ?」
カヤカ:「完全インドア派がなんかいってるぞ」
GM:ここからは『荒れ地』となるので、途中から車を降りることになります。
柳沢:「やれやれどっこいしょ。あたた、腰が」

 紗綾は山頂から、当初の予定通り山田隊と一緒に南エリアに。こちらも車を乗り捨て、柳沢、秀史と合流する。

紗綾:南の奥にあるイノシシ沼が気になりますねえ。『封鎖』されていますが、入れるんでしょうか。
GM:たくさんPPを払えば移動自体は可能だ。
紗綾:なにか封鎖が解かれるトリガーがあるといいんですけど。

 カヤカもここで紗綾と別れ、当初の予定通り北エリアを目指す。
 すでに山頂エリアの調査を終えた真山教授隊が同行することとなった。

GM:こちらも荒れ地になりますので、移動後に降車ですね。
カヤカ:了解。グロムは登山道の入り口辺り、ちょっと奥まったところで隠しておきましょう。
GM:こうして、カヤカくんは取り残されてしまったのであった。
カヤカ:怖い!すっごい怖いけど!

GM:では皆さんが速やかに社務所を後にしたところで、「あれー、みなさんお茶のお代わりをもってきたんですけど」と、神主さんの声が響き渡るのであった。
カヤカ:それはもういいです!(笑)
GM:「便秘とか胃のもたれにも降下抜群なんですが~」
カヤカ:降下の字が違いますよねソレ!?(笑)

★第2R:フェイズ チシャ猫

チシャ猫:「にゃははは、ホント酷い味なんだにゃ? くわばらくわばら」
GM:ということで、引き続きトップバッターはチシャ猫さんだ。
チシャ猫:前回決めたとおり、『兄弟からドローンの情報を買い取ったのは誰だ?』をハッカーで調査!
紗綾:「がんばってくださいですぅ」
チシャ猫:PPを1消費し、『ダイブイン』を使用しダイスを底上げします。
柳沢:電脳特化頼りになり過ぎるなあ!
カヤカ:ハッカーには良く泣かされています(笑)。
 
 カヤカのプレイヤーはこの人災派遣RPGで何度もオンラインセッションを開催して頂いているベテランGMなのである。……大変お世話になっております。

チシャ猫:5D+12と言って判定……(ころころ)31。ダイス目が悪かったにゃあ。
カヤカ:まったく十分な気がしますが(笑)。でもたしかに、あと5あれば達成値2でクリアですねコレ。
チシャ猫:ここは振りたそう。
秀史:がんばれ~!
柳沢:LP7あるよこの人!
カヤカ:ルーキーの特権ですね……!
チシャ猫:(ころころ)+2。あふん、もう1点振り足し!(コロコロ)クリティカルして+7!
GM:この振り足しシステムほんとひどいよなあ(苦笑)。
カヤカ:二回目でクリティカルが出てるあたりお約束ですね(汗)。
柳沢:さて、判定成功。結果が気になるけど。
GM:ちなみに、チシャ猫さんはハッキングの時はノートPCを使う派でしょうか。あるいはデスクトップとかタブレットとか。
チシャ猫:タブレットです。PCは調達が足りなかった(笑)。
GM:……では、君がハッキングをしているとですね、画面に、なにやら、文字が。
チシャ猫:ん、ん~?

 いずこの街か、あるいはそもそも日本なのかも判然としないどこかの部屋。
 己のアジトで『チシャ猫』はタブレットに指先を走らせる。
 稀代のハッカーがその指を振るうたび、電脳世界に散らばった情報が紡ぎ上げられ、隠蔽のベールが剥がされてゆくのだ。
 だが、その指がぴたりと止まる。
 むき出しのコマンドプロンプトに踊る、予期せぬ文字列。

 >UNDER THE ROSE!
 >UNDER THE ROSE!UNDER THE ROSE!
 >UNDER THE ROSE!UNDER THE ROSE!UNDER THE ROSE!
 >UNDER THE ROSE!UNDER THE ROSE!UNDER THE ROSE!UNDER THE ROSE!UNDER THE ROSE!UNDER THE ROSE!UNDER THE ROSE!UNDER...

 ――未だチシャ猫の支配下にない情報群からの、警告文だ。

チシャ猫:「にゃにゃっ、生意気なんだにゃ」
柳沢:「おやおや。UNDER THE ROSE。『ナイショ』を意味する英語だねぇ」
秀史:やめてくれ、その文字は俺に効く(汗)。
柳沢:余談だけど、バースコミックス、船戸明里『UNDER THE ROSE』という漫画がオススメでね(笑)。
紗綾:それはメモしておきましょう(笑)。
GM:ハッカーとしての君はすぐに事態に気がつく。……君のハッキングに呼応して、何かのプログラムが起動。君のIPアドレス、つまりは身元を割り出そうと逆探知をしてきたのだ!
秀史:クラッキング対決!実際サイバーパンクめいている。
GM:では『ハッカー』判定、目標値20を二回行ってみよう。失敗するたびにSPとEP(露出値)に大ダメージを受けてしまう。
カヤカ:シグマかハロルドか。
秀史:連中に後方支援できるメンバーもいると言うことかな?
チシャ猫:20なら普通に判定します。1回目、(ころころ)21……危ない(苦笑)。2回目(ころころ)回って30。どちらも成功です。
秀史:ワザマエ!
カヤカ:流石猫だぜ!

 構築されたシステムに食らいついたワームが急速に膨張し、侵食を開始する。
 数秒と待たず構築した防壁は食い破られ、そのIPアドレスは悉く暴かれ、ヘマをやらかした愚かなクラッカーへの警告と嘲笑と共に、ネット上にぶちまけられるだろう。
 ――相手が『チシャ猫』でなければ。

 「ボクを逆探知とか超生意気なんだにゃー」

 タブレット上で指先を振るう。防壁は瞬時にしなやかな網へとその姿を変え、膨張するワームをはじき返すのではなく、絡め取る。
 増殖の勢いを殺してしまえばそれはただのいちプログラムにすぎない。『チシャ猫』は圧縮・捕獲された攻性プログラムの本体ファイルのアイコンをつまみあげると、冷笑と共に『ゴミ箱』にドロップした。

チシャ猫:「久しぶりにちょっと遊べるトラップだったにゃー」
柳沢:「やや、猫さん随分楽しそうじゃないか」
GM:探りを入れてきた者を迎撃するBOTプログラムだったようです。正直なところかなり危険なトラップだったのですが、チシャ猫さんは華麗に回避しデリートしました。
チシャ猫:「まーボクにかかればちょちょいのちょいなんだけどにゃー、にゃはっはー」判定成功したから調子に乗る乗る(笑)。
紗綾:「頼もしいですぅ」
カヤカ:「なんか猫が静かだと思ったら……」
秀史:「BOTにしてはかなり高性能だな。C.U.B.Eでも探りを入れてきたか?」
GM:そんなこんなで調査結果が出ましたよ、と。

★6 『兄弟からドローンの情報を買い取ったのは誰だ?』 結果
 兄弟からドローンの情報を手に入れた何者かは、香港からアクセスをしていたようだ。
 香港には金や犯罪も厭わぬ狂信的な蝶マニアがいて、いち早くリンドウアゲハの情報をかぎつけたらしい!

カヤカ:香港。……香港っ!?
チシャ猫:「にゃ、なーんかよくわかんないけど、香港からアクセスされてるみたいなんだにゃー」
紗綾:ほんこーん。
柳沢:「やれやれ、大人気だねえ。蝶一匹に物騒なことだよ」
カヤカ:「シグマとハロルド財団と、えーと……香港っつーと、中華系?」
チシャ猫:「そこまではよくわからないんだにゃ?」
秀史:「ここにきてまさかの第三勢力とはな。MNBでも海鋼馬でもなさそうなやり口だが」
GM:残念ながら、今、君が追えるのはここまでだ。香港のネットに潜って依頼主を突き止めることも不可能ではないだろうが、聞き込みなどアナログな手段が必要になり、一日以上かかってしまうと思われる。
チシャ猫:「結構変な匂いがしているから皆も気をつけるんだにゃ?横からズドンで漁夫の利とかやられるとムカつくんだにゃー」
紗綾:「本当に大人気のチョウチョさんですねぇ」
カヤカ:「あー、とにかく現地で蝶見つけるのが一番手っ取り早いみたいだな」
秀史:「道の駅で部隊に囲まれて強奪されなければ、だがな」
カヤカ:「一匹ってことはないんじゃねえかな。向こうがその気なら、最悪こっちから仕掛けて強奪って手もある」
柳沢:「さてさて。現時点ではそもそも人の手に負えるものかどうかも怪しいしね。香港の件は頭の片隅に置いといて、今はとにかく調査を続けようじゃないの」
チシャ猫:「真正面からの戦闘は心配してないんだにゃ。君ら荒事は優秀にゃんでしょ?」

★第2R:フェイズ カヤカ

GM:で、次、なのですが、皆様が良ければカヤカさんからでもよいでしょうか。
秀史:なにやら嫌な予感がしてきましたな。
柳沢:おやおや、面倒事かな~?
カヤカ:カヤカとしては大歓迎です。よっしゃ来い!
GM:ありがとうございます。カヤカ君と真山教授隊は山の北側に向かった。舗装道路が途絶え、君達は徒歩で獣道に入り込んでゆく。
カヤカ:山育ちとして一行を先導しながら、「ケッコーな山ですけど、教授さんは大丈夫ですか?」とか声をかけてみる。『サーヴァント』持ちとして!(笑)
GM:「いやあ、楽しいもんですよ」と教授。「やっぱり研究はフィールドワークに限りますね!」などと言いながらカクシャクとした様で山を登ってゆく。心なしか、街中に居るときよりも元気なくらいだ。
柳沢:トレッキングが日課っぽいしね、このセンセイ。
カヤカ:「タフですね。では、自分も負けません!」と一番最初は譲らない!(笑)
GM:「せ、先生~」「まってくださいよ~」などと学生達(笑)。

 一行は北エリアの奥深くに入り込んだ。他のエリアと比べ、北エリアはとくに水が豊富で、渓流や沢といった地形があちこちに見られる。

カヤカ:「……蝶の生息に、水場っていうのは必要な条件だったりするんですか?」
GM:「蝶にもよりますが、水辺を好む種は多いですね。リンドウアゲハが名前の通りアゲハチョウの一種であれば、水辺に寄りつく可能性は高いでしょう」
カヤカ:「それならこっちのエリアは期待できそうですね」
GM:「じゃあみなさん、ここらへんで予定通り調査を……」というところで。
カヤカ:……あれ?

 「ヒュー♪」
 下品な口笛を吹きならし、森の奥から体格の良い男達が姿を現す。
 知らぬ顔ではない。今朝ほど麓で見知った連中だ。
 挑発的な笑みを浮かべ、大げさな身振りで両手を広げてみせる。
 たとえ言葉がわからなかったとしても、幼児でも容易に理解できるであろう、「通せんぼ」のジェスチャーだった。

GM:「すまねえなあ坊や、ここは通行止めなんだ。カタギに手を出すつもりはねえが、しばらく通すなってのが『隊長』の命令でな」
柳沢:あらら、そっちに出てきちゃったか。
カヤカ:「……出やがったな、脳筋ヤローども」拳を手のひらに打ち付けて、威嚇。インカムを通じて皆に状況を中継します。
紗綾:『ちいぃ、戦はそっちじゃったか!』
GM:ということでイベント『シグマチームの妨害』が発生。彼らを排除するまではこのエリアで調査を行うことは出来ない。

★緊急判定:シグマチームの妨害
  北エリアにはシグマチームが立ちはだかっている。彼らを排除しない限り調査は出来ない。
  判定:『命中』でたたきのめす、もしくは「回避」で山の中に引きずり込む。

柳沢:「多勢に無勢だし、次の手番を待つかい?」
チシャ猫:「相手も蝶は見つけてない感じだけどにゃー」
GM:カヤカ君には、妨害している連中の向こうで、ハロルド財団のメンバーが調査を始めつつある光景が見える。
柳沢:(条件を確認)なるほど、ガチ戦闘じゃないのか。「ま、大した連中じゃなさそうだし、カヤカ君一人でも大丈夫でしょ」
秀史:出遅れてもつまらないし、判定で排除できるなら。
カヤカ:「みてーだな。……よし、ノそう」……『回避』で森の中に引きずり込む方が得意だけど、数が居るなら寝ててもらった方がよさそうだ。
GM:ちなみに、妨害メンバーは屈強な男達が十人程度。君らが出会った『隊長』や『大男』の姿はない。
カヤカ:「よっしゃ、全員アタマ揺らして悪夢みせたらぁ!名乗りもしてやんねーからなァ!?」『命中』判定で妨害を排除!
柳沢:あ、猫さんここは一応『アドヴァイス』で支援を、
カヤカ:4D+4(ころころ)…12!あっ、ひくいっ!?(笑)
チシャ猫:(間に合わなかった感)
カヤカ:ご、ごめんなさいーっ!?
柳沢:うーん、期待値が元々18だからねえ。
カヤカ:くっ、LPを使って振り直します!(ころころ)20!ぃよっし!
秀史:お見事!

「ハッハー!坊や、おれ達とやろうってのかい!?」
「CCCの連中なら加減は必要ねえなあ!!」
 屈強な大男達が散開し、一斉に間合いを詰めてくる。
 つかみかかってくるその太い左腕を――かわそうとして木の根に足を取られた。
 胸元を捕まれた。飛んでくる右の拳。
 莫迦、浮足立つな。
 ようやくにしてスイッチが入った。慣れない仕事に浮かれていたルーキーから、退魔の武闘家たるその本来の性能へと。
 動きは最小限。左の掌で飛んできた拳を捌き、右の拳で男のこめかみを軽く小突く。それで決着だった。物理的な衝撃ではない。
 カヤカの拳に込められた霊力が、男の精神を砕いたのだ。
 「ちいっ!やるじゃねえかこのガキ!」
 「慌てるな、包囲しているのはこちらだ!」
 囲まれても動じる必要はない。彼らの心はむき出しで、次にどう動くかが手に取るようにわかるのだから。
 心を読み、心を砕く武術。――それこそが『魂砕き』居垣佳夜迦の異能であった。
  
GM:君は大男達の攻撃をひらりひらりといなし、的確に急所を小突いて無力化していく。
カヤカ:テレパス武術ッ!っていうと凄い怪しいですね(笑)。
柳沢:本当に『先読み』したり後の先とったりしたりするわけだ。
GM:途中ちょっと危ないところもあったが、速やかに制圧は完了した。
カヤカ:「あーいむうぃなーッ!!」倒れ伏した男の上に立って拳を振り上げて!
一同:「…………」
チシャ猫:「……あんまり目立たないほうがいいと思うんだにゃ?」
カヤカ:「あ゛」
柳沢:「若いねえ」(にっこり)
カヤカ:「しまった、教授サン居たんだ……」
GM:「これがCCCさんですか……噂には聞いていましたが、いやはや……」
秀史:勝ち名乗りはギリギリアウトじゃないかなあ(笑)。
GM:「すげーな」「あれどうやってんだろう」「トリック?」「カンフーとか」ざわざわざわ。
カヤカ:「とりあえず、調査の妨害があっても大丈夫です!自分が何とかしますから!」(わたわた)
GM:「う、うん。そうだ、君たち。彼が頑張ってくれたんだ、調査をはじめよう!」「は、はーい!」
柳沢:ちなみに今の勝ち名乗り、EP溜まるの?(笑)
GM:ほしければ上げるけど。
カヤカ:いらないッス(笑)。

 シグマチームの妨害を速やかに排除したカヤカは、そのまま調査判定に挑戦する。

カヤカ:ではマニピュレータ(精密動作)で教授隊のお手伝いを。目標値24……び、微妙?
柳沢:うーん、平目じゃ無理だろうねえ(苦笑)。
チシャ猫:『アドヴァイス』ポポーイ。+1Dなんだにゃ。
カヤカ:さんきゅー猫!教授の支援も入れて、5D+6!(ころころ)23!かはっ。
秀史:ああ、ここにも妖怪イチタリナイが……。
カヤカ:EP3点をLP1点に換算して振り足し!(ころころ)当たり前ですが成功!……このEPはさっきの勝ち名乗りの分って事で(笑)。
チシャ猫:『アドヴァイス』のPP消費を『偽情報』で軽減。口座が一瞬減ってすぐ戻ったにゃー。
紗綾:それは偽情報というより改竄では(笑)
柳沢:便利なスキルだなあ(笑)。
チシャ猫:ごまかす数字には限度があるんだにゃー。
柳沢:いずれにしてもよくやってくれた。これで北エリアの調査は完了だね。
カヤカ:さて、見つかるか……?
GM:では君は『サーヴァント』の本領を発揮し、調査隊の手伝いとして山や沢を駆け巡った。……その結果。
カヤカ:霊山に潜らされたことも幾度か……おお?
GM:君は、沢の淵で、羽をみつけた。
紗綾:おお!
GM:すでに千切れた羽の一部。泥と水でぼろぼろになっているが、細工模様を思わせるその美しい模様は、確かに事前情報で聞いていたリンドウアゲハのものに間違いない!
柳沢&秀史:……ほほう。
カヤカ:ん、叫んだらシグマに見つかりそうなので、インカムで報告します。「こちらカヤカ。……えっと、なんか羽根、みつけたんだけど」
柳沢:千切れてるってのはねえ。
秀史:誰、もしくは何にやられたのだろう?
GM:「こ、これは!まさしくリンドウアゲハの!!」教授も興奮気味だ。
カヤカ:「ホンモノなんですね。でも、千切れてるのは……」
GM:すると調査を終えた学生達が次々とデータを持ってくる。「教授、これを」「ふーむ」「こちらにも「ふーむ、やはりか」
カヤカ:「やはり、って教授。何か予想が当たったん、でしょうか?」
GM:「うむ、詳しくはこちらのメモを見てくれたまえ」
一同:メタいメタい!(笑)

★1 調査隊と同行し北エリアの調査 結果
 朽ちた羽を見つけた!!!

 水辺でリンドウアゲハのものと思われる羽をみつけた。
 この山にリンドウアゲハが居たのは確からしい。
 どうやら水辺に惹かれて産卵のためにどこからかやってきたようだ。
 今でもいるのか?どこから来たのか?
 
 ここ最近の温暖化と例年の豪雨の影響で館神山の地下水位が増加。
 生態系にも大きな影響を与えているようだ……。

 湧水を見つけた:このエリアにいる全員がSPorHPを10回復

GM:「この蝶はおそらく、産卵場所を求めてここまで来たところで力尽き、森の虫たちに土に返されてしまったのだろう」
カヤカ:卵はあったんですか?
GM:残念ながらこのエリアで卵を見つけることは出来なかった。
カヤカ:「産卵、成程。それで水辺を好むのですねーーって、水位の増加?」
GM:「ここ最近の温暖化で、何年も雨量が多い年が続いてるんだ。おそらく山の地下水脈も水位が増しているのだろう」
チシャ猫:「統計を調べてみたけど、確かに雨量は上がってるみたいだにゃ」
カヤカ:「んんー?おじさーん。おじさーん、四百年前って、実際に災害起こったんだっけ?」
柳沢:「え? ちょっと待って、過去ログを読み返してみるよ」
紗綾:メタいメタい(笑)。
カヤカ:「この蝶が現れると災害が発生する、だから不吉な蝶と呼ばれるようになったとか!」
秀史:「つまり、この山は近いうちに氾濫を起こす可能性が高い?」
カヤカ:「猫!おっさん!裏付け取れる!?」
柳沢:ざっと読み返したけど、実際に災害が起きたかどうかの言及はなかったね。
GM:君の疑問に教授が答える。「いえ、氾濫の心配はとりあえずないと思います」
カヤカ:「って、……え?大丈夫なんです?」
GM:「館神山からは幾筋もの川が流れ、関東平野に流れ込んでいます。確かに雨量の増加はありますが、関東平野からしてみれば十分に吸収できる量かと」
カヤカ:「なる、ほど……?じゃあ、館神山の災害ではない、のですね」
柳沢:確かに、山の水位が上がったとしても、氾濫するのは下流域だしね。
カヤカ:四百年前に大きな災害が起きてたら言及されてもおかしくないですもんね。「ありがとうございます。……あちゃー、早とちりした~……」がっくし。
柳沢:「気を落としなさんな。、夢でも幻でもなく実体のある蝶だ、と解っただけでも大収穫だしね」
カヤカ:「とりあえず一歩前進!以上!」とインカムの通信を乱暴に切ります(笑)。……うわ~やらかした~(ごろんごろん)。
GM:ということで、カヤカ君のチームは蝶の羽の欠片を手に入れた。学術的には大きな一歩だが、成体を確保するというミッションはまだ完了していない。
柳沢:「どうにも、北に現れた蝶は迷い込んだ奴って感じがするね。生息地がもっと別なところにあるはずだ」
秀史:「となると、我々の居る南側の方が目はあると考えるべきか」
カヤカ:うーん、北側は空振り情報だったのかなあ。
GM:(さてどうだろう)
チシャ猫:「チシャも興味出てきたんだにゃ?幻の蝶、見てみたいにゃね」


★第2R:フェイズ 柳沢


GM:さて、南エリアの調査に向かった三人の方は、鈴木隊、山田隊とともに南エリアにやってきた。なかなかの大所帯だね。
柳沢:ほいほい。紗綾君たちとも無事合流したよ。
紗綾:「こっちにいっぱいいると良いですねぇ」
GM:そんな君たちは、南エリアに入ったあたりで二十人ほどの一団と遭遇する。
柳沢:うへえ、いっぱいいる(笑)。
カヤカ:「シグマの連中がまだ居るのか?」
チシャ猫:「質はともかく、動員数がすごいんだにゃ?」
秀史:「片っ端から捜索をかけてるってことか?金かけてるな」
柳沢:「……やれやれ、まったく観光客が多いねえ、この山は!」
GM:まさに、その通りです。「あらあら、学生さん達がたくさん。学校の授業かしら?」と声をかけてきたのは、山登りの格好をしたおばあさんだ。
柳沢:あっれー?本当に観光客だったのか(笑)。
紗綾:不審者は我々のほう、というオチでしたか(笑)。

 二十人ほどの団体の招待は、館神山にハイキングにやってきた隣県の老人会の一団だった。とめどない世間話をしながらのんびりと山頂を目指すご老人がたに道を譲りつつ、挨拶をかわす一同。

柳沢:やましい調査ではないし、ここは「学生のフィールドワークの引率ですよー」と回答しておこう。
GM:「そうかいそうかい、大学のお勉強かい、えらいねえ」
チシャ猫:「やましい能力で調査してるだけなんだにゃ」(笑)
GM:こちらの一行は服を着せた子犬を抱えていたり、記念撮影を撮りまくっていたり、休憩して座り込んでお茶を飲んでいたりとのんびりしたものだ。
カヤカ:こっちのエリアはほのぼのだなあ。
柳沢:世間話を交わしつつ、変な情報が紛れてないか耳をそばだてる。
GM:「おーそこのぼっちゃんと嬢ちゃん、みかん食べるかい?」
紗綾:「わーい、いただきますぅ」
秀史:「ありがたく頂戴します」
紗綾:「何か面白い写真撮れましたかぁ?」
GM:「おお見るかい見るかい」とやたら気合の入った一眼レフのデジカメを見せてくれる(笑)。
柳沢:それはチェックしておきたい。蝶の影とか、屈強な外国人の姿とか。
GM:じーちゃんばーちゃんの自撮りやら集合写真やらが映っている。……君は素早く目を走らせるが、怪しいものは特に見当たらなかった。
柳沢:収穫なしか。「いやあ、矍鑠(かくしゃく)としたものですなあ。私もみなさんみたいに元気に歳をとりたいもんです」適当に持ち上げておく(笑)。
GM:「アンタもなあ、もう少し勤めればアガリだから、もうちょっとがんばんなさいよ!」
柳沢:「なかなか引退させてくれないんですよねぇ」
GM:「あと嫁にはやさしくしてやんなよ!あそこのじいさんなあ、会社定年になったその日にかみさんが家を出て行ってなあ」
秀史:「大人の会話だな。定年後に嫁さんが出ていくのは勘弁だが」(笑)
柳沢:「むしろおじさん、定年前に出ていかれちゃったんだけどねえ」(笑)
カヤカ:「ちまちま世知辛さが滲みますね……」
秀史:「超能力者や魔法使いでも、離婚の危機からは逃れられないのだなあ」
紗綾:『大名だろうが華族だろうが、離婚するときはするものよ』
柳沢:「……うん、まあ、なんだ。辛い話はやめよう?」
一同:うむ。
GM:などと君らが会話しているうちに、ご老人達は再び歩き始める。
「さ、みなさん、そろそろ行きますよ」「は~い」
秀史:「オタッシャデー」
柳沢:「猫さん。一応、荒事になったときに彼らを巻き込まないよう、GPSかなんかで彼らの位置情報をトレースしておいてもらえるかい?」
チシャ猫:「にゃにゃーん、めんどーだけど仕方がないんだにゃ?」
秀史:「彼らは携帯やスマホ持っていないのでは?」
チシャ猫:「にっしっし、心配しなくても年寄りは首輪付きにゃよ~」
柳沢:「さすがは猫さんだね」
チシャ猫:「お年寄りの携帯は迷子防止のGPS標準装備にゃ」
カヤカ:「ああ、徘徊防止とかか……」

 老人会の一行を見送った一同は、南エリアの調査を開始する。

GM:山田女史が「では、調査を始めましょうか」と言えば、「ういーす。みんなスタンバイ」と鈴木君。ということで、調査の判定どうぞ。
柳沢:敵もいないし、ここは私が最初に判定をしよう。『スカラー』判定、PPも3点使って4D+6(ころころ)……回って21。
紗綾:これは一発クリアですね。
カヤカ:「おお、おじさん流石!」
柳沢:「やれやれ、事前に真山先生の本を読んどいて良かったよ」
GM:それでは、判定の結果なのですが。
柳沢:ふむふむ。
GM:君は採集されたデータを分析したが、――残念ながら、このエリアではリンドウアゲハのものと思われる痕跡は見つからなかった。
柳沢:「ということで、見つからなかった事がわかったよ」(笑)
カヤカ:「……あれ?そっちが本命だとばかり思ってたけどなあ」
秀史:「となると、イノシシ沼か?」
紗綾:北エリアから沼まで隠し水路があったりして(笑)。

 各エリアの調査を終えたが、決定的な手がかりがなく困惑する一同。しかし……。
 
GM:「いやーっ!!豆ちゃんがーっ!!!誰か!誰かー!!」
紗綾:「豆ちゃん?」
GM:声の方角は、君たちが元来た道の方だ。
柳沢:「あちゃあ、おじいちゃん達に何かあったかな?」
カヤカ:豆ちゃん。連れていた犬のことかな?
チシャ猫:「位置情報送るにゃ!」
紗綾:「はわわ、助けないと!」
柳沢:ところが私の手番はここで終了なんだね。
秀史:「はいはい、俺の出番だな」


★第2R:フェイズ 秀史


 悲鳴を聞きつけ山道を引き返した一同。
 そこには戸惑ったように立ちすくむ老人会の面々と、その中心で、豆柴を抱いて泣き叫ぶ血相を変えた老婦人がいた。

GM:子犬は口から泡を吹いて痙攣しており、かなりよろしくない状況とわかる。
秀史:「荒事かと思って来てみたが……獣医は専門外だぞ」
GM:「きゅ、急に豆ちゃんが泡を吹いて倒れたの!」
紗綾:「何か良くないモノを拾い食いしちゃったのでしょうか?」
カヤカ:「ええ?害獣駆除に毒餌なんて使わないよな?農薬?」
柳沢:「山の中では考えにくいねえ。キノコでも口にしたかな?」
紗綾:GM、ミスティックで判定できません?確か心霊治療の要素も含んでいたはずですが。
GM:それではここで判定を。みなさんチェックよろしく。

★調査項目ex:犬を救え!
  急に泡を吹いて倒れた犬を助け出せ。
  成功条件:ドクターで判定、もしくは「道の駅エリア」にある動物病院に犬を連れて行く。

カヤカ:ダメっぽい!科学的なアレっぽいですね!(笑)
柳沢:『ドクター』持ちが誰もいない(笑)!
チシャ猫:お客様の中にドクターの方いらっしゃいますか~?
秀史:そんな技能は取ってません(笑)。
紗綾:『犬は専門外じゃい』
GM:『ドクター』のスキルが取り損にならんよう作ってみました。
カヤカ:『ドクター』は中々伸びないんですよねぇ(苦笑)。
柳沢:3手番もあれば、なんとかクリア出来るかな。
秀史:いくら何でも3手番消費はまずい。ここは『道の駅エリアへの搬送』を行います。俺なら単独行動がデメリットにならないし。
柳沢:言われてみれば。ではここはシタナガ君にお任せしよう。
秀史:――それに、『道の駅エリア』からなら沼以外の全エリアに攻撃が届く。
カヤカ:大陸間弾道スリケン!
チシャ猫:カッコイイ!
GM:「お、お願いします、どうか……!」涙ながらの老婦人
秀史:「お任せを」犬を小脇に抱え、獣道を下ります。手番を消費しての『標準移動』扱いで良いですか?
GM:はいな。5PPでOKですよ。
柳沢:「苦労かけるねえ。よろしくー」
GM:坂道を駆け下りつつどんどんと加速。――危険なスピードに達しながらも、迷いなく木々の隙間を縫って走り抜けるその様は、まさしくニンジャのそれだ。
秀史:「緊急事態だ。チェシャ猫、CCCから車を回せ!」
チシャ猫:「猫遣いが荒いんだにゃ。近くのタクシーの方が早そうなんで回しといたんだにゃ」
柳沢:出来る猫さんだなあ。
秀史:「助かる!ついでに近くの動物病院に連絡も」
チシャ猫:「動物病院にゃねーOKにゃよー、住所そっちに送るにゃー」
GM:君が山道をつっきって国道に出ると、狙い澄ましたようにタクシーがやってくる。「あのー、なんか、ここでお客さんを拾うようにって、無線で指示があったんだけんども」
秀史:「急いでこの住所の動物クリニックに向かってくれ!」
カヤカ:優秀……っ!
チシャ猫:「しかし、他人様のお犬様のために頑張り過ぎじゃないかにゃー?」

 連携による電撃的な搬送で、秀史は『道の駅』エリアに移動。
 豆柴を動物病院に届けることに成功した。
 迎えに出てきた獣医は、豆柴の様子を見るなり手慣れた様子で処置を始める。

GM:「あーこりゃ何かよくないもの口にしちゃいましたねー」と薬剤を薄めた液を含ませる。しばらくすると、豆ちゃんはげぽっとお腹の中のものを吐き出した。
カヤカ:「よくないもの?」
GM:吐いたものを見ると……そこには、羽っぽいものが。
柳沢:「おっと、意外なところから手がかりが」
秀史:「蝶を食ったのか……。悪食にもほどがあるぞ豆ちゃん」
GM:ではそこで、インカムで情報を共有していた教授が説明する。「たまに、子犬や猫が蝶を食べてしまってこうなることがあるのです」
カヤカ:「ふむふむ」
GM:「蝶類の中には、幼虫の頃に毒草を食べて育つことで、成虫になっても体内に毒を持つものがいるんです。そうして毒をもった自分が食べられることで、敵に自分たちを食べないよう警告し、群れ全体を守るんですね」
秀史:「種族としての防衛策というやつか」
チシャ猫:「なるほどにゃんだにゃー」
GM:「こういう蝶は、たいていその毒草を好んで卵を産み付けるのです」
カヤカ:「毒草。……毒草かあ。段々生態もわかってきたなー」
柳沢:「水辺で産卵をし、毒草に卵を産み付ける。生息場所はだいたい絞れてきたんじゃないかな?」
GM:治療が一段落したところで、君の元に電話がかかってくる。「豆ちゃんは、豆ちゃんは大丈夫ですか!?」
秀史:「大丈夫ですよ。病院の住所をお伝えします」
GM:「ああ、ありがとうございました、本当にありがとうございました……!」心からのお礼の言葉に、ちょっと君のテンションはあがってLPが+1となる。
カヤカ:いいことをすると気分いいですしね。

★2 調査隊と共に南エリアを調査:結果

南エリアでは蝶は見つからなかったが、
たまたま助けた犬の胃の中から蝶の羽の欠片が発見された。
これはリンドウアゲハの羽だ!
どうやらリンドウアゲハが存在するのは間違いないらしい。
リンドウアゲハは毒を持っており、口にした犬が中毒を起こしたようだ。

飼い主から涙ながらの感謝。ちょっといい気分 LP+1


柳沢:LP追加いいなあ(笑)。
GM:てか、カヤカ君もSPとHP回復あったんですけどね(笑)。
カヤカ:消費してないから(苦笑)。
柳沢:シタナガ君は設定こそ突拍子も無かったが、実は我々の中で一番良識ある人かも知らん(笑)。
紗綾:みんなだんだんキャラが固まってきましたね。
カヤカ:あいむうぃなーしてしまったから良識を語れないっ!(笑)
柳沢:せやねえ(笑)。
チシャ猫:紗綾さんは良識ありそうなんだけど。
秀史:刀が……。
柳沢:刀がねえ……。
カヤカ:じーさんがな……。
紗綾:『このりょーしき人たるワシを捕まえて何という言いぐさじゃ』「大おじいちゃんは、良識ないと思いますですぅ」
チシャ猫:「ボクのほうがまだ良識があるんだにゃ?」
秀史:(笑)常識人が誰かは置いておいて、「先生、その羽と吐いたものはもらってもよろしいか?」
GM:「え?まあ、ばっちくなければ……。この症状だと、アルカロイド系だと思われます。人間の体内に入っても下痢や嘔吐をしますから、取り扱いには気をつけてくださいね」
秀史:「実家で爺さんに教わったな。野草やキノコは場所によって微妙に成分が変わるから、毒があるかないか判別するのはプロでも難しいと」
GM:「ま、逆に言えば、うまくすれば便秘解消とか胃もたれの薬になったりもするんですけどね」
秀史:……。
紗綾:……。
柳沢:……。
カヤカ:「……ちょっと待って、その薬効、聞いた覚えがあるぞ」(笑)
チシャ猫:「毒草茶だったんだにゃー」(笑)
柳沢:嫌だなあ、またあのダメ神主のとこいくのかあ。面識ないけど(笑)。
カヤカ:絶対悪ノリだと思っててすいませんっした!
チシャ猫:まさかの伏線でしたね(笑)。
GM:いやーヒントがわざとらしくならないよう、神主のキャラをわざとらしくしたのですが、悪ノリと取って頂けてよかったっす(笑)。
紗綾:いつもの悪ノリモブキャラとばかり思ってた(笑)。
カヤカ:「ええっと、状況よくわかんねぇけど、またあのマッズいお茶………だったか漢方だったか飲みに行くのか?」
秀史:「いや、神主さんにお茶の材料のある場所を聞く」
カヤカ:「そっか、その薬草っての探せばいいんだな?おっけ、わかった!」
GM:「神主さんとなら電話がつながりますよ」と教授。会話だけなら手番を消費せずに可能です。
秀史:俺の番はここまでですね。あとは神主と面識がある紗綾さんにお任せします。


★第2R:フェイズ 紗綾


柳沢:プレイヤーの風邪は大丈夫そうですか?
紗綾:中の人は意識飛びそうですが、がんばりますDeath。
チシャ猫:ご無理はなさらずー。
紗綾:お気遣いありがとうです。では携帯をお借りして神主さんに電話を。「先ほど頂いたお茶の原料ってどこで取ってこられたんですか?おいしかったんで是非お父さんにも飲ませてあげたいんですぅ」『それは止めた方が良いと思うぞい』
秀史:お父さんがかわいそう(笑)。
チシャ猫:「美味しかったんでとは大きな嘘が出たんだにゃ?」
紗綾:「え?おいしかったですよ?」
チシャ猫:「にゃ。……まぁボクは飲んでないからにゃんも言えないんだにゃ?」
柳沢:「おじさんも同じ」(笑)。
紗綾:『うちの子孫は代々毒には強い体質じゃからのー。戦場では生死を分けるもんじゃ』
GM:「えっ!!いやーそれはうれしい。うちの神社もこれで特産品として売り出せるってもんですよ!!やっぱり時代は健康だなあ。通販でもとりあえず体重が落ちる(※個人の感想です)とか肌がきれいになります(※個人の感想です)とかつけておけば倍の値段設定しても売れるからなあ!
チシャ猫:「なかなか俗い神主様なんだにゃ」
GM:「よし次は製剤してサプリとして売りだそう。霊験あらたか館神丸とか名付けて。うんさっそくページを作ろう」
チシャ猫:「ページはご依頼頂いたら悪い方に破格の値段で請け負うのにゃー、いいページつくるにゃよー」
GM:「それはありがたいですね、ぜひあとで相談を……」
チシャ猫:「悪い方に破格なんだけどにゃー」
柳沢:都合の良いところしか聞いてないタイプの人じゃないかなあ。
紗綾:「で、どんな草なんですか?」
GM:「あれはツリガネスズクサと言いまして。もともとイノシシ沼に自生する野草なんです。うちの神社の文献によると、毒を持っていますが少量だと薬になるとのことで、昔はそれを採ってきて丸薬にしてたんだそうです。これを使わない手はないと、うちの神社の特産品にすべく去年頑張って山奥まで行って採ってきました!いやあ大変でした」
柳沢:やっぱりイノシシ沼か。
カヤカ:エリア的に一番怪しかったですけど、直球でしたね。
紗綾:「ここからイノシシ沼に行く道はあるんですか?」
GM:「あ、うん。山の南からさらに南に行くと行けるよ。木が茂っていて、沼までたどり着くのはめちゃくちゃ大変だけど」……つまるところ『侵入移動』してねってことです。
カヤカ:PPガー!!
柳沢:払いたくないでござる……ッ!移動でPP払いたくないでござる……ッ!
チシャ猫:おじさん、余裕がないにゃよ!
紗綾:もう少し情報が欲しい感じはしますね。具体的にはPPを消費せずにすむ隠し通路など!
GM:「うーん、僕もケガだらけになってようやくたどりついたからなあー」
カヤカ:北側にはもう何もなさそうだし、移動してそっちに合流するとして………うう、遠い。
紗綾:洞窟で北エリアと沼が繋がっていたりして。
秀史:残りのシグマが南エリアに来られないよう足止めするって選択もあるな。
カヤカ:隊長と大男の行方も不明なんですよねえ。
チシャ猫:情報を流してシグマに侵入させて、蝶を捕まえさせて横取りするとか……。

 己のPPや戦闘力、マップを確認しながら相談するプレイヤー達。ここらへんがエリア移動の要素のある人災派遣RPGの特徴であるが、GMは基本プレイヤーの結論待ちなのでちょっとさみしかったりする。

紗綾:整理すると、結局、やれることはイノシシ沼に直行することだけ?
秀史:今ある情報からすると、それくらいですね。
柳沢:あとは、この手番のうちに行くか、一回パスしてみんなで一緒に行くか。
紗綾:悩んでいても埒があかないのでとりあえず先陣を切ってしまいましょう。ええっと、消費PPは……。
GM:ああ、PPのカウントはしなくていい。君が「イノシシ沼への移動を宣言する」ことでイベントが発生する。
柳沢:おやあ?
GM:君がイノシシ沼に向かうべく、館神山の南を進んでいると――同じくイノシシ沼に向かおうとしている人影とばったり出くわす。
紗綾:お相手はどなた?
GM:「HEY、誰かと思えばお嬢ちゃん……そういえば、さっき麓で会ったな?」身長2メートルくらいある大男だ。
カヤカ:ああ、見たことがあるな。
紗綾:『隊長』ではないのですね。
GM:うむ。『隊長』に頭を下げてた、態度が悪かった方だ。
紗綾:「こんにちはですぅ。こんなところで何しているんですか?」
柳沢:ブレないなあ(笑)。
GM:「そうさなあ、ちょっとした土木工事ってとこかな」
紗綾:周囲を見てみよう。何か分かります?
GM:どうやら、彼の周囲と、今まで通ってきたルートの木々がことごとく切り倒されているようだね。
カヤカ:……と、通りやすくなったな!(笑)
チシャ猫:「アホだにゃ、アホのしごとだにゃ!」
紗綾:イノシシ沼への高速道路を鋭意工事中って感じですか。
GM:本来道を邪魔している枝葉や幹がばさばさ切られて、通行可能となりつつある。
紗綾:「いいんですか?もしチョウチョさんがいたら逃げちゃいますよ?」
GM:「さあ?俺の知ったことじゃあないね。俺が言われたのは、この先にある沼までの道を切り開けってことだけさ」
柳沢:「ったく、アメリカさんのやることはいつもコレだよ」
秀史:自然は大事にしろよ(笑)。
紗綾:完全下請け分業制、上の考えには口を挟まない(苦笑)。
カヤカ:「捕まえるのは仕事じゃない、のか?」
GM:「そりゃあ、財団の連中が俺が作った通路を通っていってやるだろう。んで、たった今俺がもらったコマンドは……」……男の腕が突如、ぎゅいーんと鳴り出し、ジャケットを突き破ってチェーンソーが飛び出す!
柳沢:サーヤ は バラバラになった!
秀史:わあいサイボーグだ!
カヤカ:『機械化』かあ!
GM:「お前らを通すなってことさ!」ちゅいーん!ちゅいーん!(笑)
柳沢:ですよねー。
GM:「HAHAHAHAHAHAHA!俺はシグマの『伐採屋』(ランバージャック)!お前らもエゾマツの幹みたいにぶった斬ってやるぜぇーっ!」
紗綾:『ひゃひゃひゃ!貴様こそワシの錆にしてくれるわ!戦じゃ戦じゃ!』「いやー、大おじいちゃん興奮しないでっ~!」
カヤカ:エリアの正反対でお祭りはじまっちゃったーっ!?
GM:この手番では遭遇戦のため、互いに一回ずつ攻防する形になります。本格的な戦闘は次のラウンドからですね。

秀史:「……ちょっと待て、シグマチームはいつ沼に蝶がいると気づいたんだ?」
カヤカ:「確かに。こちらが神社の文献とかも漁って、ようやく見つかったばかりなのになあ」
柳沢:「全うに考えれば人海戦術で調べあげた、ということになるが」
紗綾:「エリアごとに、手当たり次第ひとを派遣しているとかです?」
秀史:「その場合、この大男の単独行動とうのが不自然に感じる」
柳沢:「……我々の調査を盗み見してた可能性もある?」
チシャ猫:「じょ、情報は渡してないにゃ!まだ渡してないにゃ!」
カヤカ:「信じといてやるから後でメシ奢りな猫」
チシャ猫:「上等なカリカリを用意しといてやるにゃ」
カヤカ:「猫じゃねえよ俺は!」
秀史:「そもそも沼に蝶がいると確信がなければ大男を派遣しない。かといって確信しているならここで全部隊を送り込むはず」
チシャ猫:「確かに、カン任せで森を伐採するのはリスクが高すぎるんだにゃ」
秀史:「つまり沼にいるという情報をつかんだのは俺たちとほぼ同時。そのうえで、念のため遊撃として置いておいた大男を先行させた?」
GM:さて、シグマチームはどうやって君らの調査に追いついたんでしょう?そして蝶は本当に沼にいるのか?というあたりで時間も来ましたのでここで一度お開きです。次回はまるまる戦闘のクライマックスです!
一同:お疲れさまでした~!
カテゴリー:リプレイ3-1話 | タグ:
|コメント(-) |トラックバック(-) | 2017年01月22日 (日)17時34分
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